子宮がん検診

子宮がん検診とは

子宮がん検診とは、子宮頸がん・子宮体がんを早期に発見し治療を行うための検診です。一般的には「子宮頸がん検診」のことを指します。
子宮頸がんは子宮体がんと比べて不正出血などの初期症状が現れづらいため、検診で早期に発見をすることが大切です。30代後半から40代で発症することが最も多く、近年では20代の若年者の子宮頸がんも増えています。そのため、20代からは定期的な検診を受けることをおすすめします。

20歳以上になると、地方自治体から2年に1度「子宮がん検診受診券」が届きますので、ぜひ活用してください。※受診券についての詳細は住まいの役所にお問い合わせください。

※当院では火曜日の午後のみ、子宮がん検診を受けられます。検査は婦人科の女性医師が担当します。

当院の検診の特徴

01検査・診断は婦人科専門医が実施します

当院は婦人科を備え、週に1度婦人科医が常駐しています。子宮がん検診の検査は全て女性の専門医が担当いたしますので、ご安心ください。

02検診の際には超音波検査(エコー検査)も実施します

子宮に関わる病気はがんだけではありません。当院では子宮がん検診でお越しの際に、がん以外の病気(子宮筋腫や卵巣のう腫等)がないかを確認するため超音波検査も行っています。検査時間は10分ほどとなります。

03乳がん検診との同時受診が可能です

子宮がん検診と乳がん検診を同日に行うことが可能です。現在、婦人科は火曜日の午後のみとなっておりますので、同日受診を希望される方はその時間帯に予約をお取りください。
乳がん検診については「乳がん検診」のページをご覧ください

ご予約方法

予約はお電話で受け付けています。
詳しくは「予約・お問い合わせ」ページをご覧ください。

費用について

自費検診

問診と内診、細胞診の検査を行います。
基本的には検診は自費診療となります。自覚症状(不正出血や強い痛みなど)のある方は保険診療の対象となりますので、専門の婦人科をご受診ください。

料金
内容 自費診療
子宮頸がん検診 ¥6,910

自治体のがん検診受診券をお持ちの方

20歳以上になると、地方自治体から2年に1度「子宮がん検診受診券」が届きます。当院では「浦添市」のがん検診受診券をご利用できます。
※受診券についての詳細はお住まいの自治体の役所にお問い合わせください。

料金
内容 自己負担額
子宮頸がん検診 ¥1,000

<HPV検査を追加で希望される場合>

がん検診受診券をお持ちの方は、オプション(自費)でHPV検査を行うこともできます。HPV検査の追加をご希望の場合は予約の際にお申し出ください。料金は5,400円となります。

がん検診受診券や検診無料クーポン券について詳しくは、日本医師会のホームページも参考にしてください。

健康保険組合や共済組合の婦人科検診

お勤めの企業によっては、費用の一部を組合が負担した上で婦人科検診(乳がん検診・子宮がん検診)を受けられることがあります。費用等についての詳細はお勤めの企業にご確認ください。

料金
内容 自己負担額
乳がん検診(エコー検査)・子宮頸がん検診 ¥1,500~5,000

※自己負担金額は、お勤めの企業によって異なります。
※同日受診をご希望の方は、当院の婦人科診療日となる火曜日の午後にご予約ください。
※通常、乳がん検診ではエコー検査、子宮がん検診では細胞診検査を行います。

<HPV検査やマンモグラフィを追加で希望される場合>

追加オプション(自費)でマンモグラフィやHPV検査を行うこともできます。追加の検査をご希望の場合は予約の際にお申し出ください。

検診の流れ

01.来院・受付
02.問診票の記入
03.診察・検査・説明 ※検査も医師が担当します
04.乳がん検診のある方は、続けて乳がん検診を受診
05.会計
06.結果は後日ご自宅に送付されます

当院に初めてご来院いただく方は、下記ページも参考にしてください。

検査方法

細胞診検査

ブラシやヘラなどで子宮頸部をこすって細胞を採取し、がん細胞がないかを顕微鏡で調べます。
検査はほとんど痛みは無く、短時間で終わります。
この検査では、がん細胞だけでなく、将来がんに進行する可能性のある「異形成」といわれる初期病変も発見できます。

HPV検査

子宮頸がんを引き起こすヒトパピローマウイルス(HPV)の感染の有無を調べます。
細胞診検査と同じく子宮頸部から採取した検体でHPVのDNAを調べます。
HPVに感染している場合でも、必ずしも子宮頸がんになるわけではありませんが、HPV検査を受けることで、子宮頸がんの前がん病変を早期に発見し、発症のリスク評価に役立ちます。

経膣超音波検査(エコー検査)

経膣ブロープという専用の超音波機器を使い、子宮や卵巣など形態を検査します。
経膣超音波検査が難しい方には腹部からの超音波検査を行うことも可能ですが、経膣超音波検査の方がより詳しくみることができます。

検診後について

「要精密検査」となった方

当院では、子宮がん検診の精密検査には対応しておりません。
要精密検査となった方は、専門の医療機関をご受診ください。

検診後のご相談について

検診後のご相談については、専門の医療機関をご受診ください。
当院では「美代子クリニック」と連携しております。

https://www.miyokoclinic.com/

よくある質問