乳腺科
診療内容
0120年以上の実績がある認定医師が診断・治療を行います
当院には日本乳がん学会認定医が2名在籍しており、検診、診断、治療まで全て専門の医師が担当します。乳腺疾患や乳がん治療の実績が20年以上あるベテラン医師ですので、ちょっとした不安や不明点なども気軽にご相談ください。
02診断結果は当日ご説明します
当院では可能な限り素早く診断結果をお伝えできるよう、画像検査や検体検査を院内で完結できるよう設備を整えています。結果は当日担当医より丁寧に説明いたします。
03化学療法や手術での治療にも対応しています
当院は化学療法を行うための専用室や、手術・入院の設備も備えております。一人ひとりの患者さんに合った治療を、患者さんと一緒に相談しながら選択します。
一般診療
乳腺の良性疾患や乳がんなど、乳房に関わる疾患全般についての診断・治療を行っています。
乳房疾患は、女性の4人に1人が生涯に一度はかかると言われている病気です。乳房に違和感を感じた場合は、お気軽にご相談ください。
< こんな時はご相談ください >
・乳房や乳頭に違和感や張り、痛みを感じる
・乳房に赤みや、熱を持っている感じがする
・乳房にしこりがある気がする
・乳房に変形を見つけた
・授乳をしていないのに、乳頭から液体が出てきた
・健康診断で精密検査が必要と言われた
「要精密検査」となった方にも対応しています
当院は乳がん検診で「要精密検査」となった方の二次検診に対応しています。
ご希望の方は、予約時に精密検査(二次検診)を希望する旨をお伝えいただき、検査結果をご持参の上ご来院ください。
乳がん検診
乳房に症状のない方も自費診療として乳がん検診を受けることができます。
問診からマンモグラフィ、エコー検査まですべて女性のスタッフが対応いたしますので、安心してご来院ください。
当院で受けられる市町村のがん検診
・沖縄県浦添市
乳がん検診について詳しくは下記ページもご覧ください。
検査方法
当院にて、症状や病状に合わせた検査を行います。検査は全て女性技師が担当します。
マンモグラフィ
乳腺専用のX線装置を用いたレントゲン検査です。しこりの有無や石灰化・乳腺のゆがみなどがないかを確認します。乳房を片側ずつ、上下あるいは左右から圧迫して撮影します。通常は片側2方向ずつ撮影します。圧迫する際に痛みを感じることがありますが、なるべくリラックスして力を抜くことで痛みが軽減されます。40歳未満の方などで乳腺の量が多い方(高濃度乳腺の方)は全体が白っぽく映ってしまうため、マンモグラフィではなくエコー検査の方が適している場合があります。
※次のような方はマンモグラフィ検査を受けられないことがあります。当てはまる方は当院スタッフや医師にご相談ください。
・妊娠している方、または妊娠をしている可能性のある方
・取り外しのできない金属が身体の中にある方
・豊胸手術を過去にされた方
乳房超音波検査(乳房エコー)
エコー検査では数ミリほどの小さなしこりを発見したり、発見したしこりの状態を詳しく調べることができます。診察台の上に仰向けになり、皮膚にゼリーを塗ってプローブ(端子)をあて、乳房の内部を観察します。痛みはなく体への負担もほとんどありません。検査中は検査技師が画面を確認しやすいよう、エコー室の明かりは暗くします。
細胞診
画像検査の結果乳がんが疑われる場合や、判定が難しい場合など、精密検査を必要とする際に細胞診や組織診といった検査を行います。細胞診では乳房のしこりに直接細い注射針を指して吸引して採取した細胞や、乳頭からの分泌物を、顕微鏡で調べてがん細胞か否かを診断します。細い針を用いるので、通常麻酔は使用しません。 検査時間も10分程度と短く、患者さんの体への負担が少ない検査方法です。
組織診(針生検)
特殊な組織採取用の針を病変部に刺して、より広範囲の細胞を含む組織を採取して顕微鏡で調べます。診察台に寝た状態で、超音波で乳房のしこりの場所を確認しながら行います。細胞診よりも太い針を用いるので、通常局所麻酔を使用します。麻酔により痛みはほどんどありませんのでご安心ください。検査にかかる時間は20分程度です。
CT検査
X線撮影の一種で、体を輪切りにした映像を画像化して診断します。乳房内のがんの広がりや別の臓器への転移の有無を調べたり、治療の効果を判定することができます。当院はCT機器も備えていますので、必要な際に院内にて検査を受けることができます。
造影CT検査
造影剤を静脈注射して行うCT検査です。 造影剤を使用することにより、病変の存在、形態や性状などがより詳しく描出されます。乳頭より分泌物があり、血液を含むような場合には乳管の造影検査(透視検査)を行い、乳管の中の検査を行います。
セカンドオピニオン
当院の乳腺外科ではセカンドオピニオンにも対応しています。
セカンドオピニオンを受けた方がよいケース
・ほかの治療方法の可能性がないかを聞きたい
・主治医の診断について、ほかの医師の意見を聞きたい
・主治医の説明に納得のいかない部分がある
・主治医の説明について別の角度から検証したい
・治療方法を選ぶ際のアドバイスが欲しい
セカンドオピニオンの受け方や、具体的な流れについてはこちらのページをご覧ください。